028 米盛 茂樹 2023-02-10
(有)コセド酒店専務取締役
洋酒の専門家と和酒の専門家、両方の評価が、今までにない購買に繋がります
TWSCでは、ひとつの原料を6~8銘柄ずつのみ評価する形なので、同じ原料のノミネート酒を数多く評価する形の方が良いと感じました。
洋酒部門の審査員の皆さんと、評価するポイントが違うように感じているので、極力合わせるよう頭に入れて臨みました。
店頭にて販促展開を行いました。和酒を中心に扱っている私どもだけではなく、洋酒の専門家である方々と合わせた審査による評価という点が、当店のお客さまにとっては、今までにない購買に繋がるポイントと捉えてくれているようです。
実際の審査会が開催されることを望みます。洋酒を専門にされている方々が、焼酎を審査するにあたって気をつけている点などを、審査会の後にうかがう機会(意見交換の場など)を設けて頂ければたいへんありがたいです。
蔵元の研究やチャレンジによって、香りの多様性が劇的に向上しており、若い層が面白さを感じている場面にふれる機会が増えました。
焼酎に接する機会が多い自分たち(酒販店、蔵元も)が当たり前に捉えていることが、消費者にとって新鮮で魅力ある情報であることが多いように感じます。消費者に向けた焼酎発信の場を増やし、伝え方を工夫することにより国内市場の活性を図ることが重要です。焼酎業界にとって今は大きなチャンスを迎えていると考えています。
文=TWSC事務局
PROFILE
(有)コセド酒店専務取締役、本格焼酎近未来評議会幹事、「酒屋が選ぶ焼酎大賞」実行委員