東京ウイスキー&スピリッツコンペティション
  • 概要
  • 概 要

    日本のウイスキー愛好家、
    スピリッツ愛好家の深い知識、情熱をもって
    世界のウイスキーおよびスピリッツを品評し、
    高品質なウイスキーとスピリッツを
    国内外に広く知っていただくこと

TWSC実行委員長 ご挨拶

2019 年にスタートした東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)も、今度で5回目を迎えます。これもひとえに出品してくださった各企業、そして快く審査を引き受けてくれた審査員のおかげと、実行委員会、ウイスキー文化研究所として、感謝申し上げます。未曽有のコロナ禍、そして2月に始まったロシアのウクライナ侵攻で、世界はますます不透明になっていますが、幸いウイスキーに代表されるスピリッツ市場は、かつてないほどの盛りあがりを見せています。この5年でウイスキーの蒸留所は3~4倍に増え、さらに世界的なジンブームで、ジンの蒸留所も100倍規模で増加しています。そんな世界のスピリッツ文化に、少しでも貢献できますよう、今回も実行委員ともども頑張っていく所存です。ぜひご協力、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

2022年7月
TWSC実行委員長、ウイスキー文化研究所代表
土屋守

  • 土屋守
  • 土屋 守 PROFILE

    1954年新潟県佐渡生まれ。 学習院大学文学部卒。週刊誌記者を経て1987年に渡英。取材で行ったスコットランドで初めてスコッチのシングルモルトと出会い、スコッチにのめり込む。帰国後はウイスキー評論家として活躍し、98年にはハイランド・ディスティラーズ社より「世界のウイスキーライター5人」の一人に選ばれる。2014年9月から2015年3月に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」では、ウイスキー考証として監修を務めた。『完全版シングルモルトスコッチ大全』『ブレンデッドウィスキー大全』(小学館)、『竹鶴政孝とウイスキー』(東京書籍)、『ウイスキー完全バイブル』(ナツメ社)、『ビジネス教養としてのウイスキー なぜ今、高級ウイスキーが2億円で売れるのか』(KADOKAWA)、『人生を豊かにしたい人のためのウイスキー』(マイナビ出版)など著書多数。隔月刊誌『Whisky Galore』の編集長を務める。

TWSC2023<洋酒部門> 開催概要

審査対象 日本国内で流通しているウイスキー、スピリッツの他、世界中のあらゆる蒸留酒
審査員 バーテンダー、酒類製造業(メーカー)、酒類販売業(酒販店)、酒類輸入業(インポーター)、ウイスキーコニサー資格保有者(マスター・オブ・ウイスキー、ウイスキーレクチャラー)、ウイスキーガロアテイスター、酒類業界ジャーナリスト、洋酒に関わる各協会関係者など(のべ250名を予定)
審査日程
  • ◆一次審査[リモート審査]:
    2024年1月中旬~2月中旬
  • ◆二次審査[審査会]:
    2024年3月上旬、都内にて開催予定
結果発表 2024年5月ごろ
授賞式 2024年7月上旬
※詳細は決定次第、順次公開いたします。

TWSC2023<焼酎部門> 開催概要

審査対象 単式蒸留焼酎(本格焼酎、泡盛)および連続式蒸留焼酎(焼酎甲類)
国内外問わず、市場にて販売しているものに限る。
※スピリッツ、リキュール表記のボトルは洋酒部門にて審査。
審査員 バーテンダー、酒類製造業(メーカー)、酒類販売業(酒販店)、酒類輸入業(インポーター)、ウイスキーコニサー資格保有者(マスター・オブ・ウイスキー、ウイスキーレクチャラー)、ウイスキーガロアテイスター、焼酎を専門とする飲食店、酒類業界ジャーナリスト、洋酒と焼酎に関わる各協会関係者など(のべ100名を予定)。
審査日程
  • ◆一次審査[リモート審査]:
    2023年1月中旬~2月中旬
  • ◆二次審査[審査会]:
    2023年3月上旬、都内にて開催予定
結果発表 2023年5月ごろ
授賞式 2023年6月末または7月上旬
※詳細は決定次第、順次公開いたします。

審査方法

リモート形式の一次審査と、審査会形式の二次審査の2段階審査(ハイブリッド審査)で行います。

  • 一次審査 [リモート審査]
    1. 評価を依頼する出品ボトルを小瓶分けしたものと指定のテイスティンググラスなどを一式として梱包し、各審査員宛に送付します。このとき、1人の審査員に担当いただくボトルは30~40アイテム。1アイテムに対しては10名程度が審査します(2022年度実績)。
    2. 審査員は事前に解説動画※を見ながら共通のサンプルをテイスティングし、審査基準のすり合わせを行います、その後、ブラインドテイスティングにて審査を行い、①アロマ②フレーバー③総合(バランス・フィニッシュ)の3つの観点から100点満点で評価を行います。
      ※TWSC2022の解説動画は本ページ下部にて公開しています。
    3. 全ての得点を集計し、簡単な統計処理を行ったものが、各アイテムの採点結果となります。銀賞と銅賞はこの段階で決定され、最高金賞と金賞の候補については二次審査に送られます。洋酒部門では250名、焼酎部門では100名の審査員に審査を依頼する予定です。
  • 二次審査 [審査会]
    ※2023年3月上旬、都内にて開催予定
    審査会形式は東京の会場に全国各地から審査員を招聘して行うものです。二次審査では、一次審査の上位アイテムが審査対象となります。
    1テーブルにつき8名程度が同時にブラインドテイスティングを行い、一次審査と同様に100点満点で採点します。
    ※新型コロナウイルス感染症の状況によっては、二次審査もリモート形式となる可能性があります。