東京ウイスキー&スピリッツコンペティション

  • 定義
  • TWSCにおける
    ジャパニーズウイスキーの定義

    ■ジャパニーズウイスキー 
    ■ジャパニーズニューメイクウイスキー 
    ■ジャパンメイドウイスキー

ジャパニーズウイスキーの定義

東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)では2020年の第2回コンペより、ジャパニーズウイスキーのカテゴリーを「ジャパニーズウイスキー」、「ジャパニーズニューメイクウイスキー」、そして「ジャパンメイドウイスキー」の3つに分けています。それぞれの定義については以下の通りですが、ジャパニーズニューメイクウイスキー、ジャパンメイドウイスキーも含めて、これはTWSC独自のカテゴリーと定義です。

  • ①ジャパニーズウイスキー(日本ウイスキー)
  • ②ジャパニーズニューメイクウイスキー(日本ニューメイクウイスキー)
  • ③ジャパンメイドウイスキー(日本製ウイスキー)
①ジャパニーズウイスキー

ジャパニーズウイスキーは、日本の蒸留所で糖化、発酵、蒸留を行い、日本国内で熟成を行ったウイスキーのことで、以下のすべての項目を満たしてはじめて、ジャパニーズウイスキーと呼称できるものとします。

  1. 糖化…穀物を原料とし、大麦麦芽の酵素、あるいは天然由来の酵素(麹を除く)によって糖化を行う。
  2. 発酵…酵母によって行う。
  3. 蒸留…蒸留はアルコール分95%未満で行う。
  4. 熟成…木製の樽、あるいは木製の容器によって行う。熟成は2年以上とする。
  5. 瓶詰…アルコール分40%以上で行う。色調整のための天然カラメル(E150a)の添加は認められる。

※原料の大麦麦芽については、国産・外国産どちらを使用しても構わない。

【ジャパニーズウイスキーの種類】

ジャパニーズウイスキーには原料と製法の違いで、[1]モルトウイスキー(ジャパニーズモルトウイスキー)と[2]グレーンウイスキー(ジャパニーズグレーンウイスキー)の2つが存在します。

[1]モルトウイスキー 原料に大麦麦芽のみ(100%)を使用したウイスキーで、蒸留は単式(ポットスチル)でも連続式でも構いません。また、単式の場合も2回蒸留、3回蒸留の別は問わないこととしています。
[2]グレーンウイスキー 穀物ならなんでもよく、蒸留も連続式でも単式でも構いません。

※製品としてみた場合、ジャパニーズウイスキーには、(1)シングルモルトウイスキー、(2)シングルグレーンウイスキー、(3)ブレンデッドモルトウイスキー、(4)ブレンデッドグレーンウイスキー、(5)ブレンデッドウイスキーの5つが存在します。

※米(ライス)やライ麦、小麦などを使ったウイスキーの場合、上記のすべての条件を満たした上で、それぞれ米、ライ麦、小麦等の原料比率を51%以上としています(主原料)。

②ジャパニーズニューメイクウイスキー(熟成2年未満)

ジャパニーズニューメイクウイスキーは熟成2年未満のウイスキーのことで、その他の条件は上のジャパニーズウイスキーの定義と同じです。種類についても上の5種類が考えられますが、製品として出てくるものは少ないと考え、カテゴリーとしてはこれ1つとしました。もちろんモルトウイスキーでもグレーンウイスキーでも構いませんし、ブレンデッドもあります。とにかく上記すべてを満たした上で、熟成が2年未満のものがジャパニーズニューメイクウイスキーとなります。ただし、まったく木樽、または木製容器で熟成させないもの(つまりニューポット)は、ジャパニーズニューメイクウイスキーとはなりません。

③ジャパンメイドウイスキー(日本産+外国産)

ジャパンメイドウイスキーもTWSC独自のカテゴリーで、これについては上記2つの”ジャパニーズウイスキー”とは明確に区別するものとしています。これは外国産のウイスキーを輸入し、日本でジャパニーズウイスキーとブレンド(混合)し、瓶詰めしたウイスキーのことを指します。ブレンドにおいて、外国産ウイスキーのみを用いたものは、これをジャパンメイドウイスキーと呼称できないものとします。それらはワールドウイスキーとなります。
外国産ウイスキーについては「穀物を原料とした蒸留酒で、木製容器で熟成」というウイスキーの3大要件を満たしていることが条件で、穀物以外のモラセス(廃糖蜜)などを使った醸造用アルコールの混和は認めないものとしています。またジャパニーズウイスキーの混和率については、別に定めないことにします。
ジャパンメイドウイスキーには、したがってシングルモルト、シングルグレーンは存在しなく、ブレンデッドモルト、ブレンデッドグレーン、そしてブレンデッドの3種類が存在することになります。

ジャパニーズウイスキーの定義に関するQ&A