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  • 焼酎部門

山内 泰輔

ウイスキーエキスパート/ウイスキープロフェッショナル/ウイスキーレクチャラー/ラム・コンシェルジュ/ワインエキスパート(J.S.A)/シェリーアンバサダー

質問TWSCに対する印象を聞かせてください
答え TWSCは日本初の試みですので、これまでの3年間はコンペティションとして最も大切な出品ボトルへの正確な評価に重きが置かれており、”生みの苦しみ”の時期だったと感じます。見事にそれは達成されており、受賞ボトルの質が業界で高く評価され、国内の業界での知名度が上がったことからもわかります。次は、一般での知名度を上げておき、質の高いコンペの結果を一般への訴求・販促などに活かしていく段階なのだと感じます。この秋からバーや酒販売り場で、TWSCの販促札を目にすることが増えました。運営や業界も、一般へ訴求をしていく次のフェーズに向けて努力する姿勢が見え、非常に素晴らしいことだと考えます。
質問TWSCの審査で不安な点、また意気込みを聞かせてください
答え 常に自分がうまく審査できないのではないかという不安はあります。実際に多くの審査員経験者の方から、ご自身の審査の仕方をうかがって、自分なりのベストな方法で審査に臨めたらと考えております。
質問TWSCに対して期待していること、今後の課題を聞かせてください
答え 国際コンペとしての海外での知名度向上が課題だと考えます。運営が英語の結果発表などを行っておりますが、海外で主に活動している審査員を増やしていくことや、海外の著名評論家に評価ボトルを取り上げてもらうことが必要だと思いました。海外の飲み手の方々と交流をすると、日本よりも評論家への”熱”が強いという印象があり、評論家の発言やブログの影響力が強いと感じます。