• 定義
  • TWSCにおけるジャパニーズウイスキー等の定義について

    TWSCにおけるジャパニーズウイスキーの定義をご説明いたします。

TWSCでは今回、ジャパニーズウイスキーのカテゴリーを
「ジャパニーズウイスキー」、「ジャパニーズニューメイクウイスキー」、そして「ジャパンメイドウイスキー」の3つに分けることにしました。
それぞれの定義については以下の通りですが、ジャパニーズニューメイクウイスキー、ジャパンメイドウイスキーについては、今回新設のカテゴリーです。

TWSCジャパニーズウイスキー定義一覧

1.ジャパニーズウイスキーの定義

TWSCは日本でつくられるウイスキーについて、以下の3つのカテゴリーに分けることにする。
     ①ジャパニーズウイスキー(日本ウイスキー)
     ②ジャパニーズニューメイクウイスキー(日本ニューメイクウイスキー)
     ③ジャパンメイドウイスキー(日本製ウイスキー)
      である。
①のジャパニーズウイスキーは、日本の蒸留所で糖化、発酵、蒸留を行い、日本国内で熟成を行ったウイスキーのことで、以下のすべての項目を満たしてはじめて、ジャパニーズウイスキーと呼称できるものとする。

1.糖化…穀物を原料とし、大麦麦芽の酵素、あるいは天然由来の酵素(麹を除く)によって糖化を行う。
2.発酵…酵母によってこれを行う。
3.蒸留…蒸留はアルコール分95%未満で行う。
4.熟成…木製の樽、あるいは木製の容器によって行う。熟成は2年以上とする。
5.瓶詰…アルコール分40%以上で行う。色調整のための天然カラメル(E150a)の添加は許される。
※原料の大麦麦芽については、国産・外国産どちらを使用しても構わない。

2.ジャパニーズウイスキーの種類

 ジャパニーズウイスキーには原料と製法の違いで、①モルトウイスキー(ジャパニーズモルトウイスキー)と②グレーンウイスキー(ジャパニーズグレーンウイスキー)の2つが存在する。
 ①のモルトウイスキーは原料に大麦麦芽のみ(100%)を使用したウイスキーで、蒸留は単式(ポットスチル)でも連続式でも構わない。また、単式の場合も2回蒸留、3回蒸留の別は問わないこととする。
 ②のグレーンウイスキーは穀物ならなんでもよく、蒸留も連続式でも単式でも構わない。
※製品としてみた場合、ジャパニーズウイスキーには、①シングルモルトウイスキー、②シングルグレーンウイスキー、③ブレンデッドモルトウイスキー、④ブレンデッドグレーンウイスキー、⑤ブレンデッドウイスキーの5つが存在する。
※将来的に米(ライス)やライ麦、小麦などを使ったウイスキーの可能性が考えられるので、その場合、上記のすべての条件を満たした上で、それぞれ米、ライ麦、小麦等の原料比率を51%以上とする(主原料)。

3.ジャパニーズニューメイクウイスキーの定義について

 TWSCでは今回からジャパニーズニューメイクウイスキーを新設することにした。これは熟成2年未満のウイスキーのことで、その他の条件は上のジャパニーズウイスキーの定義と同じである。種類についても上の5種類が考えられるが、製品として出てくるものは少ないと考え、カテゴリーとしてはこれ1つとした。もちろんモルトウイスキーでもグレーンウイスキーでも構わないし、ブレンデッドも考えられる。とにかく上記すべてを満たした上で、熟成が2年未満のものがジャパニーズニューメイクウイスキーである。

4.ジャパンメイドウイスキーについて

 ジャパンメイドウイスキーも新設のカテゴリーで、これについては上記2つの”ジャパニーズウイスキー”とは明確に区別するものとする。これは外国産のウイスキーを輸入し、日本でジャパニーズウイスキーとブレンド(混合)し、瓶詰めしたウイスキーのことを指す。たとえ日本で加水し、瓶詰め等を行ったものでもブレンド(他の原酒を混ぜること)をしないもの、またはブレンドにおいて、外国産ウイスキーのみを用いたものは、これをジャパンメイドウイスキーと呼称できないものとする。それらはワールドウイスキーとなる。
 外国産ウイスキーについては「穀物を原料とした蒸留酒で、木製容器で熟成」というウイスキーの3大要件を満たしていることが条件で、穀物以外のモラセス(廃糖蜜)などを使った醸造用アルコールの混和は認めないものとする。
 ジャパンメイドウイスキーには、したがってシングルモルト、シングルグレーンは存在しなく、ブレンデッドモルト、ブレンデッドグレーン、そしてブレンデッドの3種類が存在することになる。

上記の定義について、Q&Aを下記ページに掲載しております。
合わせてご確認ください。
https://tokyowhiskyspiritscompetition.jp/definition_question/