2021-08-27
スコッチ【0148夜】ポットスチルをデザインしたピンバッジ
タウザーのピンバッジを紹介したついでに、私のお気に入りのポットスチルのピンバッジについても。そういえばウイ文研でもコニサー資格認定でスチルのピンバッジを作っているが、それはそれで、この手のものの中では傑作だと思っている。エキスパートの銅のバッジが特にそうで、2基のスチルにこだわったのは、スコッチもジャパニーズも、基本2回蒸留だからだ。見れば分かるが、手前(右)が初留釜で、奥(左)が再留釜である。どこで見分けるかって。それはエキスパートなら当然わかると思うが、初留釜にはサイトグラスが付いているからだ(我ながら芸が細かい)。
それはさておき、スチルのピンバッジで、コニサー以外で一番気に入っているのが、エドラダワーとマッカランのピンバッジだ。エドラダワーのピンバッジは、まずその大きさがスゴイ。ずしりと重く、止める針が2本ついているという変わり種だ。これも1990年代初めに買ったもので、その後何度も訪れているが、一度も見たことがない。1回作っただけで、その後オーナーも変わり(現在はボトラーズのシグナトリー社の所有)、気が変わったのだろう。
マッカランのピンバッジも、やはり90年代初期で、まだエドリントングループがオーナーになる前のこと。この頃は「M」のマークの入ったグッズがピンバッジだけでなく、時計(!)やネクタイ、ボールペンなど沢山でていた。実際、私も時計、ネクタイなどを買ったが、どうも人にあげたようで手元に残っていない。ピンバッジは実はマッカランの古くなったスチルの銅材から作られたもので、どれくらい作られたのか分からないが、当時マネージャーからそう言われて、記念にプレゼントされたものだった。もちろん売店にも売っていて、10個ほど買い求め、これも人にあげていた。したがって、私の手元に残っている、これが唯一のマッカランのピンバッジなのだ。
エドラダワーのピンバッジ。 マッカランのピンバッジ。 ウイスキーエキスパートのピンバッジ(左)とウイスキープロフェッショナルのピンバッジ(右)。 こちらはTWSCのオリジナルピンバッジ。どなた様でも手に入れることができるので、在庫がまだたくさんある(?)今のうちに…。